GW列車の旅のつづき。
「男池湧水」の後、「つくる展-TASKO(タスコ)ファクトリーのひらめきをかたちに-」を鑑賞に大分県立美術館へ移動。
なんとなくお遊びものづくり集団の作品展なのかなっと予想していたが、ショールームに展示する用に人を惹きつける動きを生み出すプロ集団の作品の数々だった。
特定の造花を出し入れする動きで文字を浮かび上がらせる仕組み。
鉄道模型に強いライトを取り付けて、模型の風景を壁にシルエットで映し出し、列車と台が動き、ノスタルジックな雰囲気を演出していた。
作品点数は少ないが見応えのある展覧会でした。
美術館には常設している作品が増えていた。
大分県立美術館 OPAM
住所/大分県大分市寿町2-1
開館時間/10:00~20:00
続いて、一度見ておきたかった「熊野磨崖仏」へ。
拝観料を支払う横に、山登りや階段が多い場所によくある木の棒の杖が大量に置いてあった。
嫌な予感が的中で、かなりの階段を登らないといけなかった。
さらに、途中からゴツゴツとした岩の階段になる。
登った先に熊野磨崖仏がありました。左が不道明王像、右が大日如来像。
いい運動になった熊野磨崖仏でした。
熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)
住所/大分県豊後高田市田染平野2546-3
営業時間/夏季(4月~10月)8:00~17:00、冬季(11月~3月)8:00~16:30
拝観料/一般・高校生300円、小・中学生150円
それから、宿泊する宿「汽車ポッポ」に向かう。
以前の写真が見ることができた。廃線になり買い取った列車を野晒しで置いてみたいで、ボロボロ状態を住友林業が宿泊施設の別邸として甦らした。
チェックインをして、別邸に向かう。
電車をリフォームし、さらに建物で覆うという発想が素晴らしい。
横のスペースはホームをイメージし、幼い子供が走りまくった後の傷跡が見られた。
隣の別邸には幼い子供が宿泊しているようで、走ったり壁にぶつかりドーン!という衝撃音が聞こえてきた。
うちの子供も幼かったら走りまくっていたことだろう。
幼い子供や鉄道マニアには嬉しい運転席。
高級感が溢れる車内に生まれ変わっていた。
車輪部分が見えるような演出も素晴らしい。さらに人が動くと多少、揺れるのが電車っぽい。
テレビなしはいいが、音楽が欲しかった。電車音や優雅な音楽が聴きたかった。
事前に自分で用意していったら、さらに雰囲気を楽しめそうだ。
ベットは4つあり、寝台列車のようでもある。
洗面台、トイレ、お風呂はホームの反対側に設置され、こちらはモデルルームのように感じた。
食事は隣のレトロなレストランでいただき、普通に美味しかった。
ちょっとした恐怖体験。
前日の宿泊施設でも間違えて部屋に入ってきた人に驚き、今回もフロントに誰もいないと勝手に人が入ってきたのに驚いた。
どちらも車の荷物を運んでいた時で、鍵を閉めていなかったタイミングで入られた。
スタッフではない人が、遠慮がちではなくズカズカ入ってくるのは恐怖を感じた。
鉄道のホテル 汽車ポッポ
住所/大分県中津市万田500-1
3日目の天気予報は雨だったが、目的地に到着したら雨が止むというミラクルを繰り返した。
「大きな椅子 大きな机」を見にいくことにした。
1代目は老朽化で解体され、2代目になる大きな椅子が場所を移動して登場した。
廃校になった旧上川底小学校の跡を「もみじ学舎」という施設で利用されている校庭に設置されている。
今回の旅、2回目の急勾配の坂の上に駐車場(校庭)があり、再びビビらさせられる。
以前はハシゴは取り付けていなかったが、勝手によじ登る人が多いからハシゴを取り付けたそうだ。
それから次の目的地へ移動中に、青の洞門と耶馬溪橋をチラ見できた。
もみじ学舎|大きな椅子 大きな机
住所/福岡県豊前市上川底858
日本庭園「腸活そば屋」渓石園で、炭蕎麦セットをいただく。独特な蕎麦でした。
食後、鯉のエサやりをする子供であった。
日本庭園「腸活そば屋」渓石園
住所/大分県中津市耶馬溪町大字大島2286-1
帰り道、日田の豆田町に立ち寄り、豆田ロール 粋でロールケーキを購入。
あとは、いくつかの道の駅に立ち寄りながら帰宅しました。お疲れ様でした。
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