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福岡城まるごとミュージアム

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恒例の舞鶴公園「福岡城さくらまつり」が開催される中、新たな試みで「福岡城まるごとミュージアム」も同時に開催中だ。

正直、全然期待していなかった。またはミスマッチではないかとも思っていた。しかし、多聞櫓などの古いお城の建物の中に現代アートとのコラボは、不思議と合っており、さらには作品に奥ゆかしさも感じられた。普段入れない建物なので、建物と現代アートの両方を鑑賞できる。

今回、6人のアーティストの作品が展示されている。

草間 彌生<南瓜>

福岡市美術館にずっと展示されていた水玉模様の南瓜。現在、福岡市美術館が改装中なので、もしかしたら、今回限定の移動作品かもしれない。
展示場所が移動しただけで、不思議と作品が違って見える。

藤 浩志<Toys Blooming>

不用品になった玩具を集めて、新たな造形物になった動物や恐竜。潮見櫓に展示されている。下之橋御門では水の上に浮かんでおり、異様な光景だが、新しい世界観でもある。

岡本 光博<LINE>

立入禁止の箇所に貼られる黄色と黒のロープで作られた虎の作品は、存在感が凄い。他にもおふざけ的なことを本気でアート作品にするとこうなるっという作品の数々が並ぶ。

覆面パトカーになるマスクのような車カバー。

布で隠された部分の文字は、どうやら「ドザえもん」らしい...。
展示に関して福岡市の担当者から九州北部豪雨の「水害の被災者に配慮した結果」タイトルを布で隠したようだ。Yahoo!ニュースになっていた。

本当だ。説明書きのタイトルが黒く塗られている。ドラえもん用の棺桶も設置されていて、なんともシュールな表現だ。
下記、引用文。

「水よけロープ」を含むインスタレーション

本作品が表す言葉の起源は江戸時代までさかのぼりますが、この言葉の響きは、国内外で知られる日本の人気キャラクターの名前に似ているので、このブラックなだじゃれを思いつく人は多いかも知れません。しかし、岡本はこれを立体作品にしてしまいました。思わず「著作権」が心配になりはらはらしますが、一方でその主題は英国ラファエル前派の傑作《オフィーリア》(1851-52年、ジョン・エヴァレット・ミレイ作)にも通じています。現在のサブカルチャーと西欧古典絵画を媒介する意図も本作品には隠されているかも知れません。

スーザン・ヴィクター<新作>

桜とレンズの作品が未知なる芸術へと導いてくれる。レンズシートに映る景色は、時間や天候によって変わってくる。

夜は、色とりどりのライトアップの色に映し出されていました。

クルパ・マーヒジャー<再訪、歴史とアイデンティティ>

福岡城に関する書籍に、石や瓦に転写された絵図が沈み込んでいる。母里太兵衛邸長屋門で静かに歴史が表現されている。

ヤルー<ヤルー城>

万華鏡のようなパターンで溢れた作品。ちょっと気持ち悪く、薄暗い多聞櫓の中で映し出される異様な映像作品。

最後に

少しだけの鑑賞予定が時間を忘れて見入ってしまった。美術館だったら短時間で見回りそうだが、歴史的建物とのコラボは違った見え方がして、とても素敵な企画展でした。

 福岡城まるごとミュージアム
会場/福岡城跡(舞鶴公園)
会期/2018年3月30日(金)〜4月8日(日)
会場時間/10:00〜17:00(入場は16:30まで)
※多聞櫓中庭会場のみ夜間開場(18:00〜22:00)
入場料/無料
※多聞櫓中庭会場のみ18:00以降、有料

福岡城・鴻臚館スタンプラリーが今年も開催中。昨年まで数字のスタンプだったのに、今年は各所オリジナルスタンプに変わっていた。

スタンプを全部集めると「福岡ソフトバンクホークスの公式戦ペアチケット」がもらえる太っ腹企画。2018年4月8日(日)まで。

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